イリソ電子工業株式会社

機器の使用用途に応じた小型基板対基板コネクタ「全4シリーズ」を発表

2024年11月XX日、イリソ電子工業(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:鈴木仁)は、0.4㎜ピッチの小型・低背・省スペースデザインでありながら高速伝送とフローティング機能を有する小型基板対基板コネクタ全4シリーズを発表しました。
近年、自動運転が進むモビリティー市場において重要な役割を担う車載用カメラに最適な仕様となっており高速伝送対応に対応し小型・軽量化を実現いたします。また、ウエラブル機器やモバイル機器などあらゆる小型機器の組立にフローティング機能の特徴を生かしロボットを使用した自動化も対応。組立性を向上しトータルコスト低減にも貢献いたします。
イリソ電子工業の小型基板対基板コネクタは使用用途に応じた多彩なラインナップを準備しております。

主な特徴

特徴1:カメラモジュールの光軸調整が容易に可能
カメラモジュールの組立時に必要な光軸ズレをフローティング機能で吸収し信頼性と組立性を大幅に向上

特徴2:高速伝送対応製品のラインナップ
フローティング機能と最大8Gbps*の高速伝送に対応する10126B/Sシリーズは、同一形状のプラグを使用し、より小型で高速伝送に特化し最大10Gbps*に対応する11007Sシリーズ
基板間距離を2㎜を実現する11010B/Sシリーズ
* 基板間距離を2㎜を実現する11010S/Bシリーズ

特徴3:フローティング対応製品のラインナップ
10126B/Sシリーズのフローティング機能はX-Y方向に0.4㎜可動、0.3㎜の有効嵌合長を有しており、より小型でフローティング機能に特化した10136B/Sシリーズ

製品仕様

  • ピッチ

    0.4 mm

  • フローティング

    X:±0.4 mm Y:±0.4 mm

  • 使用温度範囲

    -40~+105℃

  • 嵌合形状

    Stacking

  • 定格電流

    0.5 A

  • 定格電圧

    50 V(AC,DC)

  • 接触抵抗

    100 mΩ

  • 耐電圧

    100 V

  • 極数

    30,40,60Pin

本コネクタはモビリティー市場、特にADAS向け用途にご使用いただけます。(ビューカメラ、センシングカメラ、ミリ波レーダー、LiDAR、レーザーレーダー等のセンシングデバイス、ウェアラブル機器、モバイル機器等の小型機器)

詳しい情報は、イリソ電子工業ウェブサイトをご覧下さい。

10126シリーズ
https://www.irisoele.com/jp/series/view/10126B/
https://www.irisoele.com/jp/series/view/10126S/

イリソ電子工業について

イリソ電子工業は、インフォテインメント、ADAS並びにパワートレインなど車載市場のコネクタ開発におけるリーディングカンパニーです。近年は、製品開発の裾野を広げ、車載市場で培ったノウハウを、通信関連機器、コンシューマー関連機器、インダストリアル関連機器など、全ての電子機器に幅広く展開し、総合コネクタメーカーとして、使いやすく作業しやすい製品開発にも注力しています。
https://www.irisoele.com/jp/

本プレスリリースについてのお問い合せ先

イリソ電子工業株式会社
〒222-0033 神奈川県横浜市港北区新横浜2丁目13番地8

モバイルバージョンを終了